たじlog

音楽とか映画とか本の話。

2014年に映画館で観た映画 Best10

2014年に映画館で観て面白かったと思った映画をランキング形式で紹介。

10. FRANK


Frank | Official Trailer - YouTube

言ってしまえば、すごく変な映画。
天才の苦悩と凡人の苦悩。マスク被っている天才にすがる凡人たち。
彼の世界観を守り抜こうとするバンドメンバー。
笑いどころもたくさんあってクレイジーで哀愁が漂ってくる作品。

↓このコメディアンが元ネタみたい。

Jon Ronson: The Frank Sidebottom Oh Blimey Big Band | Culture | The Guardian

FRANK

FRANK

9. NO


映画『NO ノー』予告編 - YouTube

1988年の南米チリで、独裁政権に「NO」をキャンペーンに起用された広告マンの話。
普段は企業を相手にしてる広告マンが、あくまで広告的手法で政治に切り込んでいく。

独裁政権に楯突いてるんだから、当然圧力があって、立場も危うくなって、緊迫した状態で撮影を強いられる。
だからこそラストで喜びが爆発すところでぐっとくる。

チリ版の『アルゴ』を期待して観たけど、思ったよりもストーリーは淡々としていて、クールな印象だった。

アルゴ [DVD]

アルゴ [DVD]

8. キック・アス/ジャスティス・フォーエバー


映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』予告 - YouTube

クロエ・モレッツちゃんかわいい。前回の『キック・アス』の良さだったB級っぽさ、安っぽさもいい感じに残ってた。今回はヒット・ガールの学校生活とか色恋沙汰とか描かれてる。で、当然悪の組織がいて、お決まりのド派手なアクションとはちゃめちゃな展開、最高。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー [Blu-ray]

キック・アス ジャスティス・フォーエバー [Blu-ray]

7. 365日のシンプルライフ


映画『365日のシンプルライフ』予告編 - YouTube

一旦モノを全部倉庫にしまって、毎日1個ずつ取りに行こうっていう実験的ドキュメンタリー映画。

モノがなければ、創意工夫をせざるを得なくなる。1着のコートで真冬のフィンランドの夜をいかにやり過ごすか、なんて経験考えたくもない。だからこそ、違った視点でモノゴトが見えてくる。ライフハックな展開にニヤニヤしながら見てた。

365日のシンプルライフ(字幕版)

365日のシンプルライフ(字幕版)

6. フューリー


映画『フューリー』予告編 - YouTube

第2次世界大戦中、独軍にたった1台の戦車で攻め込んだ兵士の話。
死体の山とか肉片とか、かなりエグいとこまで丁寧にリアルに戦争を撮ってる作品だと思った。

それにしても、爆発音でいちいち体がビクッとなるのは恥ずかしい。

フューリー (角川文庫)

フューリー (角川文庫)

5. 渇き。


映画『渇き。』予告編 - YouTube

親父がクズすぎるし、いろいろ狂ってて、痛々しいけど、最高のエンターテイメント。
中島哲也監督らしい、テンポがよくて頭のおかしい人間が入り乱れてて目まぐるしく2時間があっという間だった。
痛々しいシーンが多めだったので、そういう耐性があれば楽しい映画。

渇き。

渇き。

果てしなき渇き (宝島社文庫)

果てしなき渇き (宝島社文庫)

原作も読みたい。

4. her/世界でひとつの彼女


映画『her/世界でひとつの彼女』予告編 - YouTube

OSに恋する話。AIものにしては、観た後の爽快感が素晴らしかった。
AIに感情があって、人間の心情を理解することだって、そんな未来もいいと思ったし、そう遠くもないだろうなと。

her/世界でひとつの彼女 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]

her/世界でひとつの彼女 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]

3. たまこラブストーリー


『たまこラブストーリー』ロングPV - YouTube

何度でも観たい最高の青春映画。
ラストカットの衝撃といったら。

2. ゴーン・ガール


映画『ゴーン・ガール』予告編 - YouTube

ミステリーとして最高に面白かった。
巧妙なストーリーと人間の醜さ、全体に漂う閉塞感が抜群の表現で描かれていて素晴らしいと思った。

ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)

ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)

原作読もう。

1. インターステラー


映画『インターステラー』最新予告編 - YouTube

異常気象が原因で地球はもうだめ、地球以外の移住できる惑星を探す。
食糧難の結果としてテクノロジーを全否定する世界っていうところだけでも
2時間くらい誰かと語りたくなる。

SF的な「時間」を初めて意識したとき、ああーやられた、と。
クリストファー・ノーラン監督にはやられっぱなしだと思う。
ただただすごい映画を観てしまった、と。映画としての要素のすべてが完璧だと思った作品。

インターステラー (竹書房文庫)

インターステラー (竹書房文庫)

まとめ

2014年はまとめから入ってしまったけど、
2015年は映画を観たら、すぐ感想を書きたいと思う。